ミニ法座
8月24日(土)午後2時から、書院広間にてミニ法座を開きました。
この度は、仏事にお供えする際の水引の色のことや、他家の仏事に参拝する際の作法について確認しました。
水引の色の明確な使い分けを設けるのは難しいですが、いかなる仏事においても仏縁を尊ぶ気持ちが肝心かと思います。
そうした意味からも、浄土真宗では表書きに「御霊前」は用いません。
その上で、まず最近よくご質問をいただく「黄白」の水引についてですが、関西圏では以前から仏事一般に用いられています。
したがって、御布施やお寺の法要などでの参拝懇志(お供え)、他家のご法事などでの御仏前やお香典(香奠)に用いても差し支えありません。
ただし、香川近辺では、葬儀や満中陰などでお香典や御布施をお包みする際は、黒白または銀の水引を用いる方がなじみが深いのではないでしょうか。
紅白の水引は、報恩講やお仏壇を新たに迎える入仏法要、また寺院の慶讃法要の際にお供えする際によく用います。
なお、仏事では右肩にのしの付いてない袋が好ましいです。
![](https://saicho-ji.com/wp-content/uploads/2024/09/ミニ法座(金封の画像)調整済-1-1024x610.jpg)
![](https://saicho-ji.com/wp-content/uploads/2024/09/ミニ法座(香炉の画像)-1-768x1024.jpg)